それぞれの出会い

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昼休み。 学食は色んな学部の奴でごった返している。 俺は日替わり定食を頼んで窓際の席についた。 「あ、エージぃ!!」 そう言って後ろから抱きついてきたのは、"一応"彼女だ。 「遅くなってゴメンね。でも学校でも会えて嬉しいな!」 …。 梓は夏休み中に俺達の出たライブハウスに来てた女で、演奏後に控室に乗り込んできてこう言った。 『アタシ松本梓っていいま~す。あなたのファンになりました♪』 で、顔はよかったから他にも女はたくさんいるけど、とりあえず梓を"彼女"にする事にした。 ら、この始末。 正直重い…。
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