喧嘩の仕方

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子供の頃の喧嘩は、大抵、どちらか片方が泣いた、或いは戦意喪失し勝敗が決まった。 だか、大人の喧嘩は何故か綺麗とは言いがたい、喧嘩に負けたから相手に数人で復讐した、または、相手を殺した、要は、人間は本能的に喧嘩つまりは、闘争についての勝ち負けをわかっているはずなのだ、それを忘れるから、大変な事になる。 自分が誰かに腹がたった、相手も人間で意見があるから、そこで口論がはじまる。 汚い大人は、自分にとって利益のある方につく、あるいは、見るからに自分より強そうなもの、例えばヤクザや社会的権力者には泣き寝入りをし、あきらかに、勝てそうな人間にしか闘争をしかけないのである。 しかし、これは喧嘩等ではなく、ただの弱い者いじめである。 そして、当然に勝利しいい気になる。 これでは、完全な敗者いや廃者である。 喧嘩は、本来大切なものを守るため、あえて自分より強いものに向かって行く事であったはずだ。 その事をふまえて聞きたい、あなたは喧嘩できますか?
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