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「何でよりによってこいつなんだよ!」
「それはこっちのセリフだってば!」
レクレイルの言葉に、2人はレクレイルに詰め寄る。
レクレイルはそんな2人の様子に短いため息をつくと、ゆっくりと話し始める。
「何でも何も、元はと言えば新たに入団したリュイスのパートナーとなる魔法使いが不足しているために、わざわざ魔法学院に申請して魔法使いを1人用意してもらったんだ。
リリアさんはこの話、学院長から聞いているよね?」
「あ、はい。そうおっしゃってました。」
「つまり、君達が出会う前から、これは既に決まっていたことなんだよ。」
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