体験談

中学校

私が中学一年生の頃の話です｡

私は吹奏楽部に所属していました｡練習も厳しく夏休みは毎日のように練習がありました｡
先輩たちは夏ｺﾝに向けて猛練習していてその間私たち一年生は教室で各パート別れ練習をしていました｡
室内は暑く窓を開けても風は通り抜けない……多分40度近くはあったでしょうか｡
暑さで気分が悪くなり水道に向かいました｡水道は教室の目の前あまり歩かず行けます。そして近くにはトイレ。
暑くて身体もダルく取りあえず水で顔を洗い水を飲んでいるとトイレから水の流れる音が……その時は特に気にせず教室に戻り練習を開始。
一時間位してまた水を飲みに廊下へ。さっきは全く気にしていなかった水の流れる音｡
｢あれ？まだ流れてる…てかここまで流れる音って聞こえるもん？｣そう思った私はトイレへ行きました｡トイレには誰もいません……ただ……個室全部のトイレの水が流れていました｡
壊れてるのかと思い同じ階にいた子に聞いたら｢いっぺんに流れてるとかおかしいよ！｣と言われその子と２人でそのトイレに行きました。
さっきと同様……扉は全部空いています。水は…不思議なことに止まっていました。

あれは何だったのか未だに気になります。