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俺は斎藤 巧(16)
裕福でも貧乏でもない
普通の家に生まれた。
父「巧,ちょっと来い来い。」
巧「なに?オトン」
父「見てみぃ。綺麗に
桜咲いとぉやろ?
まるでオカンみたいじゃ。」
巧「何言うとぉか。
俺的に華ねぇの方が
好みじゃ。」
母「も~二人で何
ゆぅと-か。そんなん
言うてる暇あるなら
手つどうてぇや!」
巧「お…俺由美の
面倒見てくるけぇ
オトン手つどぅたって!」
父「おぃッ逃げるな巧!」
俺達家族は
仲が良くて
みんな大好きだった。
平和だったなぁ。
この頃は…
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