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再会
数日後。カナダのとある某所。レベッカはクリスに言われた村に向かっていた。
レベッカ「ねぇ、アシュフレイ村にはいつ着くの?」
地元警官「もうすぐそこです。」
免許を持っていないレベッカは近くの警察署でアシュフレイ村に行くための車を借りた。
レベッカ「もうすぐね…。」
警官「しかしあんたも物好きなこった。あんなシケタ村ナンゾに行くなんてな。あの村はアンブレラで栄えてるが、なんか薄気味ワリイんだ…。」
レベッカ「アタシそのアンブレラに用があるんです。」
警官「そうかい。お、村の入り口だ。帰る時に電話すれば向かえに来てヤルよ。」
レベッカ「ありがとう。それじゃあさようなら。」
レベッカはニコヤかに手を振って警官と別れた。
レベッカ「サァ、まずは調査しないと…。」
そういって村のほうに向かった。
レベッカ「しかしあまり気分の良い村じゃないね…。霧まで出てきた。」
そう言っている間に村の中心地に着いた。そして一軒の家を尋ねた。
レベッカ「すみません。どなたか居ませんか?」
返事がない。
レベッカ「留守かな?あれ?鍵が開いてる?」そう言ってレベッカは家の中に入っていった。
するとなかに一人の女性がいた。
レベッカ「すみません。お尋ねしたいことが…」
するとその女性がこちらえ向かって来た。しかしその女性は白眼を向いていて明らかに様子が変だ…。
レベッカ「大丈夫ですか?」
と言った瞬間、急に女性が組ついてきた。
レベッカ「何するんですか!チョ、あ!」
レベッカは倒されてしまい、今にも女性が手に持った包丁で刺そうとしてきた。
レベッカ「キャー!!」
叫んだ瞬間、包丁が刺さろうとした。その時、一つの発砲音がしたそしてその女性の手から包丁が吹き飛んだ。
謎の男「大丈夫か!」その声は前に一度聞いた事がある。そう、この懐かしい声。あの列車の時と同じ…。
謎の男「まだか…」
そう言うとさらに三発発砲した。女性はその場に倒れた。
レベッカ「まさか…」
謎の男「大丈夫か?」この声を聞いてレベッカは半泣きになりながらその男を呼んだ。
レベッカ「ビリー!!」
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