17人が本棚に入れています
本棚に追加
空に舞って
白にはまだ程遠い砂煙
流れ込んですぐ消えた
心の中心地晒した感覚
待ちぼうけのお昼過ぎ
日向を避けて歩く僕を
見掛けたら手を振って
風と一緒に飛んでた
遠ざかる白い飛行船
何処かに飛んでった
サ
前が見えないのに
君に手を振ったなら
風に乗って 空を舞って
飛ばされたいつもの部屋
ぶつかったのは冷たい床
引寄せられて離されて
-
水に浮かぶ綺麗な小瓶
悪戯な時に時を割られ
時計少し戻り海に沈む
待ちぼうけのお昼過ぎ
水面を流れて行く君を
見掛けたら知らせてよ
風と一緒に飛んでた
遠ざかる白い飛行船
何処かに飛んでった
サ
前が見えないのに
君に手を振ったなら
風に乗って 君を待って
飛ばされたいつもの部屋
ぶつかったのは誰だい?
瞬く間に 離されて
-
サ
前が見えないのに
君に手を振ったなら
風に乗って 君と舞って
飛ばされたいつもの部屋
ぶつかったのは冷たい床
引寄せられて離されて
-
白にはまだ程遠い砂煙
流れ込んですぐ消えた
少し君の匂いがした
待ちぼうけのお昼過ぎ
水溜まりを避けて歩く君と
小さく微笑む僕が居る
風と一緒に飛んでた
遠ざかる白い飛行船
何処かに飛んでった
最初のコメントを投稿しよう!