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焼け野原に一匹の鬼の子と少年が居た
「いやぁ~まいったね…」
少年は、傷だらけで手に持った刀を杖に立っているのもやっとの状態だった。
「しっかりしてよ!!私を逃してくれるって約束したじゃない」
鬼は、今にも泣きそうな顔をしながら俺に叫んだ
「安心しろって必ずお前を守ってやるから」
と元気づけてみたもの周りがそうやすやす見逃してくれそうにない。
周りの魑魅魍魎が円陣を組んで今にも襲ってきそうだ
「姫を返してもらおうか人間よ!さすればお主を逃してやろう」
頭らしい怪物がクックックと笑いながら言ってきた
「嫌だね」
俺は、舌をだして答えた
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