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「なら死んでもらおうか」
円陣が一回り小さくなった
さぁどうする!!二人で逃げるのは不可能だな。
思考をめぐらしていたら1つの案にたどり着いた
「なぁ~…」
「なによ!!」
はぁ~怒鳴るなよ
「1つの案があるんだが…乗るか?」
「この状況を乗りきれるならなんにでものるわよ!!」
なら話がはやい。
俺は早口に祝詞を呟きあの鬼の足元に陣を出現させた。
「なにするのよ!?」
鬼が焦って俺に聞いてきた。
「お前を封印する」
感情を表に出さないように気をつけながら言った
「安心しな、これが片付いたら必ず封印を解いてやるから」
安心させるように笑顔をみせながら言った
「ばかぁ!!そんな状態であんな大軍を相手に出来るはずないじゃない。あんた死ぬ気!!?」
「二人より一人の方が逃げられる確率高いし、家にも式文を送っておいたからもしなにかあっても心配するな」
「佐助のばかぁ~」
あっちゃ~。泣いちまったよ
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