プロローグ

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「おッはよ~蓮!!」 こんな朝っぱらから、テンションが高いのはこいつしかいない。 ――――田宮里紗だ。 俺とこいつはある事件を通じて、仲良く!?いや、付き纏われるようになった。 田宮は、俺より身長は低いが、赤みのかかった茶色の髪が大人っぽく見せている。 さらに、成績優秀、容姿端麗、運動神経抜群と三拍子揃った完璧人間だ。 だが、ただ一つあることを除けば…… 田宮は、大犯罪組織crime provitersのメンバーとまではいかないが、深く関わっている。 それが、唯一の欠点だろう。 でも、そのことを知ってるのは、俺だけだ……
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