『幸せなる刻』

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「青い空♪白い雲♪最高だぁ♪」 小高い丘の上 空を見て、伸びをする少年 名は『架神 源三郎(カガミゲンザブロウ)』 時代は数百年も昔…… 架神源三郎…… この時、僅か十二歳 源三郎「今日から俺も、魔法使いの仲間入りだぁ♪」 この時代、魔法が使えるようになる年齢は十二歳からだった 源三郎「やっぱ……俺が選ぶのは……」 手を太陽に向かい高く翳す 源三郎「風だ!!」 源三郎は声高に叫ぶ 「源ちゃ~ん♪何してるの~?」 誰かが源三郎を遠くから呼ぶ 源三郎「妃斗巴?」 そこに居たのは幼馴染みの妃斗巴(ヒトハ)であった
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