†プロローグ†

4/8
前へ
/20ページ
次へ
  『なに―――!?』 闇の球体は光の線に優しく包み込まれるようになっていた。 『そうはさせるか―――!!』 黒いマントの者はそのマントから、白く、血の気がない不気味な両腕を出して天へとつき出した。 『ダーク・サンダー!』 カッと辺りが明るくなったかと思うと、光の線が紫をおびた細いものに螺旋状に絡まっていた。 光の線は苦しそうにうごめく。 そして―――闇の球体と光の線に絡まっている紫の雷が一体化した。 光の線にもう逃げ場は無かった。 .
/20ページ

最初のコメントを投稿しよう!

5人が本棚に入れています
本棚に追加