†プロローグ†

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  光は何かの形を取りながら―――咆えた。 「ヴォォオオ!!!!」 地の果てまで届くような叫びは木霊を残しながら徐々に消えた。 そして――― 光は飲まれた。 光が無くなった世界は完全に闇化とす―――。 その世界で高らかな笑いが響く。 『これで、これで―――!私の願が叶う!叶うのだ――――!!! はーっはっは!!』 黒いマントを翻し高らかに笑う。 嬉しくて嬉しくてたまらなかった。 ―――ひゅん 一筋の光がそれを貫いた。 『な、に・・・!?』 倒れ込むと同時に黒いマントの者は見た。 .
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