エピローグ

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この日もいつも通りダチの家に行き夜は単車で遊びまわるつもりでいた。 ダチの家の近所のコンビニにより一息ついていると聞き慣れた単車の音がした。 フォーンフォフォーン。 単車からおりてきたのは1コ上の斎藤先輩だった。 「先輩、こんちゃーす」 「おう、勝じゃねぇか。こんなとこでなにしてんだ」 「ダチとこれから流しにいこうと思って」 「勝、ヒマなら久々に峠で一勝負すっか」 「そっすねぇ…わかりました、でも今日はかたせてもらいますよ」 そうして二人は夜の峠へとむかった。
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