第一章 さすらい人の詩

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「俺の10代」   いつからだろう   激しい情熱が 冷めてきたのは   毎日の 繰り返しの中で   だんだんと だんだんと   ふと 振り返れば 高校生だった俺は とにかく 何か がやりたくて   ただ がむしゃらに 頑張っていた   何か 人とちがった事を やらかしたくて もがいていた   それは 今でも変わりはないさ   ただ 年をとっただけ   だけど   だけれど 叫ぶんだ   俺の中の 10代 が叫ぶ     こんなもんじゃない
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