第一章 さすらい人の詩

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「微笑みの爆弾」   ふぁはははははははは   爆弾を仕掛けてやったぜ   この爆弾が爆発したら ふぁはははははははは   この瞬間 俺たちは繋がっている   それだけでいいじゃないか   愛の押し売りはゴメンだぜ   偽善者どもに用はねぇ   本当の愛に言葉はいらぬ   ゴミ拾いもできない奴が愛を語る   ふぁはははははははは 笑いが止まらねぇ   空を眺めりゃ雲が流れ さすらいの風が吹きつける   小さな小さな喜びが やがて世界を貫くさ   ふぁはははははははは 今   爆弾を仕掛けた   この火が消えぬといいがなぁ
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