第一章 さすらい人の詩

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「つよくなれ」 道を歩けば 風がふきつける 砂が舞い目に入る だけどいちいち泣いていたってしょうがない しっかりと前をみて進むしかないのだ どこへ行くのかわからない どこを目指せばいいのかわからない だがこの「時間」という歩みは止められない 目に入った砂は 早く洗い流して しっかり前を見つめるんだ どんな困難も気持ちひとつで乗り越えられる 身体がボロボロになっても 気持ちが沈んでも 魂が今日を見ていれば 明日も見えてくるもの だから旅人よ つよくなれ
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