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見て、当直室の鍵を掛ける。
「今日は帰ってもキリエ居ないしな」
「だな」
「クレドが当直じゃなかったらなぁ~、俺サービスしちゃうのに」
「サービスも何もないだろ。ほら、寝るんだから」
狭いベッドに無理矢理入る。クレドは毛布だけ持って床で寝ても構わないのだが、何せ毛布が一枚しかない。
「狭っ…」
「嫌なら今から一人で帰れ」
「やだ」
「なら文句言うな」
ネロに背中を向けて、それ以上喋らずに寝ようとするクレドだが、変に目が冴えてしまう。
『…寝なきゃなぁ…』
背中の向こうで、ネロがもそもそと動いているのは判るが、寝付けないんだろうな。の程度にしか思ってなかった。
「クレド…欲求不満にならないの?」
「ならば、邪魔するな」
「…ふんだ」
ネロもクレドに背中を向けて毛布に潜る。
大人しくしていると、クレドの寝息が聞こえてきた。
「…ん…っ…」
吐息にまじり、ネロの押し殺す様な声が聞こえる。
欲求不満なのはネロの方で、自慰を始めているのだろう。
「クレド…」
一度寝たらなかなか起きない事を知っているネロは、起き上がり、クレドを仰向けに寝かせる。
『このまま…犯しちゃおうかな…』
クレドの投げ出された手に跨り、指を自
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