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らの中に入れる。
「ぁっ!…ふっ…」
思わず出てしまう声を必死に押し殺し、背筋を伝う甘いしびれを堪える。
『ヤッバィ…止まらなくなりそ…』
軽く腰を動かせば、それだけ快感を得てしまう。自分で口を塞ぎ、快感を求め、満足しようと試みる。
「んっ、ぅんんっ!」
不意に動いたクレドの指で軽く達してしまう。
「…お前さぁ…そんなに欲求不満だったのか?」
「!…クレド…
起きて、たの…?」
「あんな事をされれば、嫌でも目が覚める」
べっとりと汚れた手をまじまじと見た後に、ネロへ視線を向けると、真っ赤になって、怖がる様なバツの悪そうな顔をしている。
「満足したのか?」
クレドの予想外の質問に、体が僅かに固まるネロ。
「どうしてほしいんだ?」
「…っ、の…あ…っと…
だ、抱いて、欲しい…」
しどろもどろに答えるネロ。
真っ赤になって顔を上げられない所に、手をかけ、キスをしてくる。ゆっくりと丁寧に口内を犯し、舌を絡める様に口を離す。
「物足りないんだろ?」
クレドの問いに、ただうなずくネロ。さっきのキスで目が少し虚ろになってきている。
軽くため息をつきながら、ネロの足を持ち上げ、今度は覆い被さる。
「声、上げるなよ」
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