4人が本棚に入れています
本棚に追加
十数年振りの友の墓
そこに眠る友は歳をとる事は無いのだろう
時期外れの墓参り
交わす言葉は無いけれど
目を閉じれば
私をあの時代に連れていく
若かったあの頃に
忘れていた子供の自分に
いつしか私は歳を重ね大人になっていた真実
目を開けた時にあるのは友の墓だった
私は去り際に友の墓に花を添えた
歳を取れない友のために
私は今を進む
過去を忘れた時に
また訪れさせてもらおうと
春風が心地良く感じれるように
友の墓の前で
最初のコメントを投稿しよう!