家族の支え

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二年前… 私は中学三年生でした。 受験を控えていて試験まであと約四ヶ月を切っていました。 そのときの私は何事にも本気で取り組もうとはしないで勉強もろくにしてませんでした。 何故ならその15年間そうして生きてきていたので急に切り替えることができなかったからです。 "どうせまだ時間はある。" そういつも考えていました。 そのときも"まだまだ余裕じゃん。"とか思っていました。 そんな怠けた毎日を過ごしている中、いつも心配してくれている人がいました。 家族です。 たとえどんな事があっても家族だけは私を応援してくれました。 その言葉が常に優しい言葉というわけではありませんでしたが、どんなキツい言葉でも、私に今、一番欲しい言葉を言ってくれました。 駄目な私をいつも支えてくれました。 私はその事に気付いて、 "みんなの期待を裏切りたくない。" と思い、本気で勉強をし始めました。 そして私は第一志望の高校は駄目でしたが、第二志望の高校に余裕で入ることができ、今は高校二年生になりました。 もしあの時、家族に見捨てられていたら、私の人生はどうなっていたか。 それを今でも考えるとぞっとします。 今までずっと支えてきてくれた家族がいたからこそ、私は本気になれました。 あの時もそして今でも家族に伝えたい気持ち。 「ありがとう」
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