ありがとう。

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~次の日~ 「う~…」 ショックで一睡もしてない五代。目は腫れ目の下にはくまが。 うなりながら学校に登校していると後ろから… 「おっはよ~♪って!五代ちゃん大丈夫!?」 心配そうに語るのは五代の友人の克彦。その体格の良さから皆に熊と呼ばれている。 「何があったん!?五代ちゃん!」 「麻里にフラレタ~…うぅう…」 「五代ちゃんドンマイ!次があるさ!」 なんて会話していると学校に到着。 五代達が通っているのは夜間の高校。今日も夜から授業が始まる。 教室に入ると麻里がいた。 「あっ…五代君。おは…」 麻里が挨拶をし終える前に五代は麻里の居る教室から逃げるように去っていった。
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