ありがとう。

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「おはようじゃね~よ!!フラれた俺のみにもなれっての!!!」 なんて愚痴りながらベランダで1人落ち込む五代。 「おぉ~っと!らしくもなく落ち込む五代発見~♪」 「なんだよ…恵か。」 「五代の涙につられて来ちゃいました~♪」 「泣いてね~し(笑)」 「まぁ~まぁ~!!ここは私に全部吐いちゃいなさい!!」 彼女は恵。五代にとって腐れ縁とも言えるくらい仲が良い女友達である。 「ってか恵、何で俺がベランダに居るの知ってんの?」 「だって五代が居なくなったら麻里と購買部か、1人でベランダじゃん。麻里に聞いたら知らないって言うからココだなって♪」 「あ~…お前さすがだな。俺より俺の事知ってるよ(笑)」 「私は五代研究家なので~す♪」 「はぁ!?ウザイよ(笑)さぁもう五時だぞ!授業始まっぞ!」 ベランダをスタスタと後にする五代。 「五代!ちょっと待ってよ!」 「なんだよ?」 「何かあった?大丈夫?五代ツラいの隠してる顔してない?」 「隠してないよ(笑)さぁ教室行くぞ。」 「本当ね?…良し♪行くぞ~♪」 「…サンキューな。」 … 今日も学校が始まる。
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