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家 あの家は あかりが灯らなくなった 少し前にはあたたかいにおいがしたのだろう はなればなれになったように ある日 家から一つひとつ あかりがゆっくりと 出ていった ばらばらと 静かに しずかに 誰もきづかないように どこかへ あの家は あかりが灯らなくなった 。
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