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しばらくしてからロイドは助けてもらったのだと理解した。
そしてその者は一人でマンドロテンへと走って行く。
「・・・って、一人じゃ無理だ!!」
ロイドは叫んで忠告したがその者は振り向きも止まりもせずにマンドロテンへと向かう。
「魔神剣・双牙!!」
その者はマンドロテンに向かって斬撃を放った。
一体のマンドロテンは斬撃をくらい地に伏して動かなくなった。
そして残りの二体のマンドロテンへと近づき剣で斬りつけていき素早く離れて魔法を放つ。
「ロックブレイク!!!」
魔撃を受けた二体のマンドロテンは倒れて動かなくなった。
「す、すげぇ・・・」
ロイドはそれを見ているだけだったが素直に感想を述べた。
そして、その者はくるっと向きを変えてロイドの方を見て近づいて来た。
「大丈夫か?」
と、一言声をかけてロイドの側に座り傷口に手をそえる。
「ファーストエイド」
ロイドの傷口が癒えていった。
そしてロイドはその者が[女]と言う事に気が付いた。
「立てるか?」
その者は立ち上がりロイドに手を差し出した。
「あぁ、ありがとな。おかげで助かったぜ」
ロイドはその者の手を取り立ち上がった。
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