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「良いって事さ」
その者は笑って返すと今度は苦しそうにしているジーニアスの所へと向かう。
ロイドもその者に続いて行く。
その者は自分の持ち物をあさってポイズンボトルを取り出しジーニアスに飲ませた。
「うっ・・・」
ジーニアスは少し声を発し、顔色は良くなっていった。
そしてロイドと同様にファーストエイドと唱え回復させておいた。
「しばらく安静にしていれば大丈夫だ」
その者はロイドにそう告げた。
「良かった・・・。ありがとうな。」
ロイドは安心してジーニアスを見た。
「あ、俺ロイド。ロイド・アーウ゛ィングだ。よろしくな!えっと・・・」
ロイドは自己紹介をし手を差し出したのは良いが相手の名前が分からないため言葉が途切れてしまった。
「リュノス。リュノス・クラインブルーだ。よろしくなロイド」
その者、リュノスはロイドの手を取り笑って握手をした。
「あぁ!それでこっちがジーニアス・セイジって言って俺の親友なんだ」
安静にして寝ているジーニアスを紹介した。
「そうか。」
リュノスは笑って返した。
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