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「なぁ、リュノスはこれからどーすんだ?」
ロイドはリュノスに向かってたずねた。
「少し、ここで調べたいことがあって捜査を頼んでおいたんだ・・・。そろそろ戻ってくるはずなんが・・・。」
そう答えるとリュノスは辺りを見渡した。
「フォン!!」
何処からか吠える声が聞こえた。
「何だぁ?」
ロイドは不思議そうに辺りを見渡し、声の主を探す。
「ラクーン!こっちだ!!」
リュノスが声の主の名、ラクーンと呼ぶと姿を現した。
猫ぐらい、あるいは少し小さい大きさだった。
猫のような狐のような姿だった。
ラクーンはリュノスの方へと走りだしぴょんと肩に乗った。
「ロイド、紹介する。ウチの相棒のラクーンだ。」
リュノスの肩の上でフォン!と元気良く返事をした。
「俺、ロイドって言うんだ。よろしくなラクーン」
ロイドはラクーンの頭をなでるとラクーンは気持ち良さそうに目を細めた。
「さてと、ラクーンが戻って来たから捜査を開始したいが・・・」
リュノスはロイドを見た。
「どうした?」
ロイドは不思議そうにたずねた。
「ロイドはこれからどうするんだ?」
リュノスはロイドに問いかけた。
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