LOAD:2 出会い

4/14
前へ
/48ページ
次へ
  「なぁ、リュノスはこれからどーすんだ?」   ロイドはリュノスに向かってたずねた。   「少し、ここで調べたいことがあって捜査を頼んでおいたんだ・・・。そろそろ戻ってくるはずなんが・・・。」   そう答えるとリュノスは辺りを見渡した。   「フォン!!」   何処からか吠える声が聞こえた。   「何だぁ?」   ロイドは不思議そうに辺りを見渡し、声の主を探す。   「ラクーン!こっちだ!!」   リュノスが声の主の名、ラクーンと呼ぶと姿を現した。 猫ぐらい、あるいは少し小さい大きさだった。 猫のような狐のような姿だった。 ラクーンはリュノスの方へと走りだしぴょんと肩に乗った。   「ロイド、紹介する。ウチの相棒のラクーンだ。」   リュノスの肩の上でフォン!と元気良く返事をした。   「俺、ロイドって言うんだ。よろしくなラクーン」   ロイドはラクーンの頭をなでるとラクーンは気持ち良さそうに目を細めた。   「さてと、ラクーンが戻って来たから捜査を開始したいが・・・」   リュノスはロイドを見た。   「どうした?」   ロイドは不思議そうにたずねた。   「ロイドはこれからどうするんだ?」   リュノスはロイドに問いかけた。          
/48ページ

最初のコメントを投稿しよう!

46人が本棚に入れています
本棚に追加