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「俺はジーニアスを連れてアドリビトムに戻ってクラトスに報告しなきゃいけねェんだ」
「そうか・・・」
リュノスはロイドの答えに頷き少し考えた後ジーニアスを見てロイドを見た。
「よし。じゃぁ、行くぞ!」
「・・・・・はっ?」
ロイドは間抜けな声を出した。
「行くって何処にだ?」
「ん?アドリ何とかって言う場所。」
「アドリビトムだ!!!」
「そうそう、それだ!送ってくぞ♪」
「送ってくぞ♪って・・・」
「ほらほら、ロイド、ジーニアスを連れて来てくれ。」
リュノスは笑って言う。ロイドはジーニアスをおんぶした。
「ラクーン、頼む」
リュノスがラクーンにそう伝えればラクーンは肩から降りた。
「フォン!」
ラクーンは青い炎を全身にまとい、炎が消えたあとは先ほどの小さい姿ではなく、人が数人乗れるほどの大きさになっていた。
そして、足には青い炎をまとっていた。
「うわぁ!?」
ロイドはビックリして声をあげた。
「そんな驚く事無いだろ?」
リュノスはロイドの驚き様に苦笑した。
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