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「ほら、ロイド乗れ★」
リュノスは先にラクーンに乗りロイドに後ろに乗るようにうながした。
「よっと・・・」
ロイドはジーニアスを抱えてながらラクーンに乗った。
「よし、じゃぁラクーン頼むぜ!」
リュノスはロイドがしっかり乗ったのを確認しラクーンに合図を送った。
「フォン!!」
ラクーンは返事をするとゆっくりとではあるが走りだしたと思えば地面に足をつけていなかった。
つまり、浮いているのであった。
「すげェな!」
ロイドは身を乗りだした。
「ロイド~、ちゃんと掴まってないと頭から落ちるぞ?」
リュノスはロイドに注意した。
「げっ、それは勘弁!!」
ロイドは嫌な顔をして素早く身をひいた。
「おぉ~、良い反応だな(笑)」
「リュノスが頭から落ちるっていうからさ~」
「おぅ、落ちるぞ?実際にウチが落ちたし・・・」
「ホントか?」
「ホントだぞ?頭から落ちた」
「痛そうだな・・・」
「おー、あれは痛かったな。たんこぶ出来たしな」
「俺、ぜってぇ落ちないようにしようかな・・・」
「そうしとけ、落ちたら後悔すんぞ」
「おぅ・・・」
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