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世界樹の麓から出るとリュノスはロイドにたずねた。
「ロイド~、アドリビトムっていうのは何処にあるんだ?」
「え、リュノス知らねェのか?」
ロイドはビックリしたような顔で聞いてきた。
「質問を質問で返すなって・・・」
「あ、わりぃ」
「ま、良いけどさ。んでウチ知らないんだけど・・・」
「ホントか?」
「ホント。ってか、アドリビトムっていうのは何をしてるんだ?」
「まぁ、簡単に言えば困っている人々を助けるのがアドリビトムの仕事だ。」
ロイドはリュノスに簡単に教えた。
「へぇー。って事は今回あそこにいたのも仕事って訳か」
「おぅ、ホントに何も知らないんだな。」
ロイドは少し呆れながら言った。
「おー、知らなかった♪」
リュノスはアハハと笑いながら答えた。
「普通は知ってるはずなんだけどな・・・」
ロイドは呟いた。
「そーなのか?じゃぁウチは普通でないと・・・・」
「え、いや。そーいうワケじゃ・・・」
ロイドが焦りながら弁解したがリュノスは聞いてないらしく。
「そうか、そうか・・・」
一人納得していた。
ロイドはどう話かけれればいいか迷っていた。
リュノスは未だにうんうんと頷いたりしていた。
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