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「龍の印を封結する者だ」
リュノスは響き渡った声に返す
《そうか、我が名はフォレストラル》
声の主、フォレストラルは言う
「力を貸してくれないか?」
《では、お主にその力があるか見極めさせてもらうとしよう》
そう言うと、フォレストラルは姿を現した。
「分かった」
リュノスは剣を強く握り戦闘体制に入る
フォレストラルもバザバサと翼を広げて空に舞い上がる。
《では行くぞ》
それが合図となった。
フォレストラルは体を急降下させてリュノスに攻撃をする
「ちっ・・・・」
リュノスはとっさに避けてフォレストラルを見失なわないように目でしっかりと追う。
《どうした、さっさと攻撃をせぬか》
フォレストラルは空からリュノスを見下ろす
「分かってるさっ!ラクーン!」
リュノスはラクーンを呼ぶ
ラクーンはリュノスの側に来てリュノスを乗せる
「空中戦と行こうか」
リュノスは剣先をフォレストラルに向けて言った。
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