46人が本棚に入れています
本棚に追加
/48ページ
「一旦、街へ戻るか」
沈黙を破ったリュノスは小さくなったラークンを方に乗せて世界樹の麓を出る
行きとは違いラークンに乗らずに歩いていく
「なぁ、フォレストラル」
《なんじゃ?》
頭に響くようにフォレストラルの声がした
「・・・・やっぱ何でもないや」
《呼んでおいてそれかのぅ》
フォレストラルは呆れたように声をだす
「あはは、悪い悪い」
《まぁ、良いがのぅ》
「サンキュー」
リュノス達は話ながらアイリリーの街に入って行き宿屋を見つけそこで休む事にした
「疲れたなぁ」
すでにラークンはベットの上で丸くなり寝ていた
「あ、今日の事書かなきゃな」
リュノスはメモ帳を取り出してサラサラと書き終えてバタンと閉じた
「寝るか。お休みラークン、フォレストラル」
《あぁ、ゆっくり休むのじゃよ》
「ありがと」
リュノスはベットに入り寝息をたてて闇へと入っていった
《世界樹の奥で 終》
最初のコメントを投稿しよう!