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「・・・・朝か」
《起きたようじゃの》
「あぁ、おはようフォレストラル」
リュノスはむくっと身体を起こし挨拶をした。そして顔を洗ったり身支度を整えた
「さてと、今日は情報収集か・・・」
リュノスは剣を腰に装備しラクーンが肩に乗った
カウンターに挨拶を済まし宿屋を出た
《ここはマナが多いのぅ・・・》
「世界樹が近いからだろ?」
《フォッフォホホ、その通りじゃな・・・》
「何だよ、その笑いかた・・・(呆)」
リュノスは呆れたようにフォレストラルに返すが周りから見れば一人でしゃべっている
「はぁ・・・。情報が全く無ぇ」
リュノスは街の人たちに話を聞いてみるが有力な情報はなかった
「情報が集まる所ってどっかねぇかな・・・。困ったな・・・ん、困っ・・・た?」
リュノスが広場にあるベンチに腰をおろして考えるうちに顔が下にさがる
ふと、ある会話を思い出してバッと顔を上げた
「そーいや、ロイドって依頼であそこに来たんだよな・・・」
リュノスはロイドとの会話を思い出す
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