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アドリビトムの扉の前
「んじゃ、入るか」
リュノスは扉を開けて中へ入る
「いらっしゃい。あら、見ない顔ね?」
カウンター(受付?)にいた銀髪の女性、リフィル・セイジがリュノスを見た
「あぁ、最近この街に来たばっかだから」
「あら、そうなの?・・・・あなた、もしかして"リュノス・クラインブルー"ではなくて?」
「・・・何で俺の名を知ってる?」
リュノスは名前を知っていることを不審に思い警戒する
「ごめんなさいね。"ロイド・アーウ゛ィング゛から聞いたと言えば分かるかしら?」
「ロイドが・・・?」
「えぇ」
「そうか。ロイドもここのメンバーか、ウチの事を話したんだな」
リュノスは警戒心をとく
「そういう事になるわね。リュノス、お礼を言うわ」
「・・・・何でだ?」
「私の名前はリフィル・セイジ。昨日助けてもらったジーニアスの姉なのよ」
「あぁ。んで、ジーニアスは大丈夫か?」
「大丈夫よ。今はまだ、ベットで寝てるわ」
「そうか」
リュノスは「大丈夫なら安心した」と付け足した
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