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「それで、今日は何かの依頼かしら?」
「いや、少し聞きたい事があるんだけど」
リュノスは手帳を取り出してパラパラとページをめくる
「このマーク見たこと無いかな?」
リュノスは星のマークが記入されているページを見せる
「ちょっとよく見せてくれるかしら」
リフィルはリュノスから手帳を受けとり、マジマジと見る
「ごめんなさいね、分からなくってよ」
「そうか、じゃぁ次のページは?」
リュノスに言われてページをめくれば龍の印のマークが記入されていた
「無いわね」
「そうか・・・」
「でも、少し待っててくれるかしら?」
「あぁ」
リフィルに言われればリュノスは頷いて了承する
「クラトス、ちょっと来てくれるかしら?」
リフィルが声をかけると奥から赤茶の髪をした男性が出てきた
「何だ?」
「紹介するわ、ここのギルドマスター、クラトス・アウリオン。クラトス、ロイドが言っていたリュノス・クラインブルーよ」
「お前がか?」
「そうだ。それが何か?」
「リュノスと言ったな。お前に聞きたい事がある」
クラトスはリュノスを見据えて言った
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