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「モンスターが凶暴化しているのは闇の星(ダークスター)が関係している」
「闇の星?聞いたことないわね」
リフィルが顎に手をつけて考える
「一般にはしられてない情報だからな」
リュノスは手帳で黒い星が描かれているページを開く
「これが、凶暴化したモンスターの目印だ。ウチは闇(ダーク)モンスターと呼んでいる」
「ふむ、その闇モンスターと闇の星とはどんな繋がりがあるのだ?」
「闇の星が闇モンスターを作りだしているんだ」
「モンスターを作りだす事が可能だというの!?」
「いや、正常のモンスターを闇モンスターにするらしい」
リュノスは淡々と話していく
「ならば闇モンスターを産み出している闇の星とやらを倒さねばならんな」
クラトスが神妙な顔で考える
「まぁ、そういう事だな」
クラトスの言葉にリュノスは頷いて肯定した
「リュノス、あなたはどうして闇モンスターを探していたのかしら?」
「それはこっちに関係がある」
リュノスは龍の印が描かれているページへとめくった
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