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「“封印”と“封結”は違う所がある」
リュノスは手帳を手に取り話だした
「まず封印からだな。封印は龍の印にドラゴンが目覚めてない状態のことだ。そして闇モンスターがその近くに居る…」
リュノスはクラトスとリフィルを見る
「封結は封印からドラゴンを目覚めさせ、そのドラゴンに自分の力を示し認めさせる。そしたら封印が解除されるからそれと違う封結をしなければならない…」
「力を示し認められなかったらどうするのだ?」
「さぁ、そこまでは分からない。予想だが追い出されるんじゃないか?」
「興味深い話だ、それでリュノス!!それは遺跡みたいのもあるのかっ!!!」
リフィルにガシッと両肩を掴まれた
「うぉ!?リ、リフィル…?」
リフィルが「どうなのだ!!」と言いながらリュノスに詰め寄る
リュノスはクラトスに助けを求めようと目を向ければ手を額にあてて「またか…」とため息をついていた
「ク、クラトス!ヘルプ!ヘルプ―――ゥゥ!」
しまいにはリュノスの肩をガクガクと揺さぶるリフィル
だが、遺跡モードになったリフィルをクラトスは止められる筈がなかった……
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