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ロイドは一体目と二体目の体当たりはどうにか避けられたが三体目の体当たりを背後から喰らってしまった。
「ぐっ・・・」
ロイド前に倒れ込んだ。
マンドロテンはロイドに近づいて行くと第二撃目といわんばかりに攻撃をしてきた。
「おわぁっ!?」
ロイドは転がりながら攻撃を避けて剣をブンッと振るとマンドロテンが後ずさったのでその隙に立ち上がった。
マンドロテンは再びロイドに向かって体当たりをしてきた。
「いい加減にしろよなっ・・・・!」
ロイドはあまりのしつこさにいらついてきた。一体のマンドロテンをはね返した。
すると、すぐ目の前にもう一体のマンドロテンの攻撃が迫っていた。
「しまった・・・!」
ロイドは間に合わないと思い咄嗟に目をつぶりすぐ来るであろう痛みに堪えた。
が、いつまでも痛みには来なかった。
ロイドは恐る恐る目を開くとそこには灰色のマントと青紫の長い髪を一つにまとめている後ろ姿だった。
《モンスターの異変 終》
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