107人が本棚に入れています
本棚に追加
「忍足先輩……」
「ん?なんや」
「私…先輩のこと……」
「…」
ドキドキドキドキドキ…
「ずっと好きでした!よかったら付き合ってください!!」
「……白石…」
沈黙。
やっと言えた…
ずっと思ってた言葉……
「俺、好きなやつおんねん…」
「え………?」
「青学のテニス部なんやけど……せやからゴメン」
「あ………き、気にしないで…ください…」
「お嬢ちゃんの気持ち、嬉しかったで」
涙が出そうだった…
「それじゃあ先輩ッ…また明日!失礼します!」
そういって走り去るしかなかった…
私の初恋。
終わっちゃった…
涙がとまらない……
先輩…
忍足先輩…
好き…好きなの…
大好きだった…
先輩のすべて………
さよなら。私の初恋
最初のコメントを投稿しよう!