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「佳奈~☆お昼桜乃ちゃんと3人で食べない?」
お昼休みが始まるときに、巴がやってきた。
青学のレギュラージャージが似合ってる。
「巴☆あ…ゴメン…約束してる人がいて」
「僕のことはいいから。女の子同士でどうぞ」
「ゴメンね、ありがとう鳳くん。また後でね」
鳳くんと別れ、3人で話をしながらお昼ご飯を食べていると、いつの間にか鳳くんの話に…
「ねぇねぇ佳奈。さっきの彼氏?」
「えッ…違う…」
「仲良さそうだったから☆」
「うん、仲いい…」
「かっこいいよねぇ…背高くて優しそうで…ね?桜乃ちゃん!」
「かっこいいよねぇ…背高くて優しそうで…ね?桜乃ちゃん!」
「はい!素敵な人でした☆」
鳳くん…ベタ褒めだ(汗)
桜乃ちゃんが続けて話す。
「そういう巴先輩も素敵な幼馴染みいるんですよね?」
「えッ!?」
「そうなの?巴?」
私は素早く反応する。
巴は顔を赤くする。
そんな顔もかわいい…
「確か氷帝の人ですよね?佳奈さんの知り合いかもしれないですよ」
「佳奈、すごく知ってると思うよ……」
「ウソッ誰!?2年?」
「忍足さん…」
「え……?」
「3年の忍足侑士さん…」
頭の中が真っ白になった。
やっぱり……
忍足先輩の好きな人は………
巴なの…………?
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