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「そこまでだ」
「青学の…手塚さん?」
「今日の練習は終わりだ」
「部長!!」
「越前…クールダウンしてこい」
「そんなッ!まだ決着ついて…」
「白石。ダウンだ」
「…跡部先輩…」
トボトボと片付けをする私に、リョーマくんが近付いてきた。
先に口を開いたのはリョーマくんだ。
「今日も…勝負つかなかった」
「うん…」
「まだまだだね」
「私もリョーマくんもね」
「ん。また試合したいッス」
「私も…いつか…」
「いつでも出来るッスよ。休みの日とか…」
「うん!そうだねッ♪再会出来たし。連絡すれば会える距離だし」
「あとで携帯のアドとか聞いていい?」
「うん!じゃぁあとで」
リョーマくんは走って行った。
私たちは永遠のライバル。
まだまだ試合し足りない。
だから…
いつかまた…
満足いくまで、試合しようね。リョーマくん!
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