🎵チビ助、我が家へ…🎵

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親父はヘソを曲げた… 全く面倒な親父だ… そんな事より名前だ…って言うか… チビ助は男の子か、女の子かどっちだ? 気になったので、調べてみた… …無い…女の子だ… 外の百合の花が風で又、揺れた… 「ゆり…yuriだ!!♪」 その時から、チビ助はyuriになった… yuri…良い名前だ!! 家族も気に入った様子だった… 「yuri、お前は、yuriだぞ!」 yuriはウロチョロしてる… 僕はyuriを自分の部屋に連れて行った… 部屋には、前もって、用意しておいた、ペット用品が有った… エサ皿、ペットサークル、キャリー、玩具、 まるで子供が生まれた親の心境だ… エサ皿に子犬用ミルクを注ぐ… yuriをミルクの入った皿の前に放した… 「ピチャ、ピチャ」 yuriは美味しそうにミルクを飲んだ… 「yuri、美味しいか?、沢山、飲んで…大きくなれよ…」 僕はyuriを、暫く眺めて居た… 夜も更けて来たので、ソロソロ寝る事にした… yuriをキャリーの中に入れて、僕はベッドに潜り込むと、部屋の灯を消した… 暫くすると… 「キャウ~、キャウ~」 と鳴く声で目が醒めた… キャリーの中でyuriが鳴いて居る…
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