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「yuri…どうした?」
僕が声を掛けても…
「キャウ~、キャウ~」
yuriは鳴きやまない…
考えてみたら、いきなり、親と離され、見ず知らずの家に連れて来られたのだから…寂しくて…不安で仕方ないんだろう…
僕はキャリーからyuriを出すと、一緒にベッドの中に入った…
するとyuriは、僕に、ピッタリと引っ付いて…眠り出した…
暫くの間yuriの夜鳴きは続いた…
yuriが家に来てから1週間位、経った…
その日、僕は会社の人達と、バーベキューをする為に出掛ける事になって居た…
せっかくだから、yuriも連れて行くか!
そう考えた僕はキャリーとyuriを車に乗せて、バーベキューをする、森林公園へと向った…
公園に到着すると、既に何人か来て居た…
準備を完了させて、全員が揃うのを待って、バーベキューを開始した…
色々な材料を焼いて食べ出した時に、車からyuriを出した…
「今日はもう1つ、材料を持って来たから!!」
そう言うと、僕はyuriを皆に観せた…
「可愛い~っ、抱っこさせて~」
パートのおばさんや、アルバイトの女の子達がyuriに群がる…次々にyuriを構ってくれた…
バーベキューも終わり、片付けをしていた時…
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