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チビ助の方からjunに近付いて行った…
「ウ゛ッウ゛~ゥ~ッ」
や、やばい…
威嚇している…
「ウ゛~ッウ゛ウ゛~ッ」
junの唸り声は、益々、低くなる…
ダメだ!!噛まれる!!
…そう思ったのだが…「ウ゛ウ゛~ッ」
…アレ?…
junは唸って居るだけ…
チビ助はjunに戯れて遊んで居る…
junは…
「ウ゛~ッ」
って、唸って居るだけだった…
大丈夫そうだ…
良し、是で問題は無くなった…
チビ助は正式に我が家の家族となった…
暫くして…2階から高校生の妹が降りて来た…
「わぁ~可愛い~、この子が貰って来た子?」
と嬉しそうに尋ねる妹…
「そうだよ、可愛いだろう」
得意げに僕が言う
「名前は?」
妹が尋ねた…
「ん…まだ決めて無い…」
僕が言うと、
「じゃあ…クッキーは?ソレかパフェ!!」妹は名前を考え出した…
「クッキー、パフェ、プリン、バニラ、シナモン、蜜柑、檸檬…」妹は、ブッブッと名前を呟いて居る…
「お前なぁ~甘い食べ物の名前ばかりじゃ無いか!!」
僕が呆れて言うと、
妹は…
「だって…美味しそう…」
と答えた…
僕は、思わず、チビ助を抱き上げ…
「ヤバイぞぉ~!!あの人、お前を喰う気だぞぉぉ!!」
と話し掛けた…
妹は、
「喰わんわ!!まだ小さいから!!」
と叫んだ!!
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