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「まだ小さいから!?育てて食べる気か?」
僕が言うと、
「冗談だょ~食べないよ~」
と妹、
「お前なら本当に食べちゃいそうだからな~大体…犬みて美味しそう、何て言う奴は……」
僕が喋り終わらない内に…
「じゃあ、メロン!!」
と妹…
「もう良いよ…名前は僕が考えるから…」
そう言うと僕は名前を考え始めた…
「う~む…マルチーズ…チーズ…ピザ…フォンデュ…ドリア…」
なんだか連想ゲームみたいになって来た…
妹は…
「みー君だって食べ物の名前ばかりじゃぁん」
って笑ってた…
僕は…名前を考えてる…
暫く、あーでも無い…
こーでも無い…って考えて居て、ふと窓の外を観ると…
真っ白な百合の花が風に揺られて咲いて居た…
真っ白な花…チビ助も真っ白…
百合…ゆり…yuri…
考えてる途中で、親父が口を出して来た…
「蛍で良いだろ!!」と親父…
「はぁ~!?何で蛍!?」
僕が尋ねると、親父は…
「junが居るんだから、蛍で良いだろ~」
僕は…
「アンタ…自分が、北の☆から…が好きだからって勝手にjunって名前付けといて、今度は、蛍かよ、絶対、ダメだ!」
(この頃…僕は、親父と色々、有って、仲が悪かった…)
「なら、好きにすれば良いだろ!!」
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