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舞加
「庶民って……あの、さっきから……？」
ルゥナ
「申し遅れました。私は国のメイドをしているルゥナと申します。この国の姫様で在らせられるカノン様が退屈だと仰い、偶然にも人間界から貴方たちが選ばれました。この国にはきっと、貴方たちにはないものが沢山あります。そしてこの世界と貴方たちの世界はたまたま出来る時空の歪みにより引っ張れました。帰りたいと仰られてもその歪みがなければ不可能だという事をご了承下さい」
桐倉
「いきなり言われても理解出来へんし、帰るのが無理ってなんやねん！」
ルゥナ
「貴方たちは、心の答えを見つけなければいけないからです。砂時計の砂が、進まない意味を探して下さい。お城や城敷地内はご自由に歩いて構いませんよ。お部屋もご用意致しますから」
→ファンタジー編//
桐倉*佐柳*フェイ解決編
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