大切なモノ

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ある日の朝に、そんな凪から、電話がかかってきた。 …こんな時間におかしいなぁと思って電話を受けると、 『お姉ちゃん…』 様子がおかしい気がする。 『…どうした?凪?凪?』 …私の呼び掛けに、返事もなく、電話は切れた。 何故か不安にかられて、私は凪の嫁いだ家へと向かった。 玄関先で声を掛けるも、返事がない。 …さっきの電話はどこから…?そう、思った時、二階の部屋から叫び声が聞こえてきた。 …凪? 私は、勝手に他所の家にと上がり込んでいた。
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