第二章

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「さ、寒い…ここから抜け出したい…」   初めは真っ暗だったがだんだんと目は馴れ、周りがだいたい把握できるようになっていた。   「脱獄だぁ」   別に捕まっているわけではないが、本人はそんな気分のようだ。   出口は高いが、道具は十分。そう確信していたが…よくよく考えてみるとどうやってあければいいのだろうか?   さすが無能です。   「どうしたらいいのぉ…」
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