第一章

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そんな言い合いの途中…   「あ、」   ねぎ蔵が自分自身を痛め付けている傍らで、いきなり満太郎が中に浮かび始めた。   「だからな、人間に食べられるくらいなら、母なる大地に還った方がかっこ…って聞いてんのか?」 「おーい、ねぎ蔵くーん!」 「お前なんで飛んでんだよ!」 「僕買われるみたいだよ。じゃあね!」 「バカヤロー!早く戻ってきやがれー!!」  
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