第一章

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早くも二人には別れが来てしまった…。   満太郎の願いは叶った。しかし、ねぎ蔵は素直に祝ってあげれない。   それは満太郎の願いを反対していたからではなく、あまりにもはかなすぎる別れだったからである。   「ちくしょー…なんであんな嬉しそうな顔してたんだよ…。」   店内の雰囲気はそんなねぎ蔵の涙をしるわけもなく、騒がしものだった。
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